王国領で反乱が起きた。
小領主ロナートによる挙兵は、平民までもが積極的に加わり、
その士気が高いという異質なものだった。
さらに、大司教レア暗殺計画をほのめかす密書まで見つかり、
今回の事件の根の深さが浮き彫りとなる。
ロナート卿の反乱
生徒を狙った盗賊団を撃退したのも束の間、
今度はファーガス神聖王国の小領主
ロナート卿が反乱を起こしたという。
兵を向けた先はここガルグ=マク大修道院である。
フォドラの秩序の象徴である大修道院を狙う意図は何だろうか。
セイロス教への反逆だろうか。
それとも大司教レアへの不満だろうか。
小兵力であるとはいえ、重大な事件の勃発である。
レアの怒りは計り知れないものがあった。
セイロス騎士団が鎮圧に向かったが、
その後詰めとして後方支援を担当するのが、
青獅子の学級に与えられた今節の課題となった。
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic3d3-2_Moment-600x338.jpg)
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic3c3-2_Moment-600x338.jpg)
不測の事態
後詰めとして現地に駐屯する生徒たち。
同行するカトリーヌに「英雄の遺産」である「雷霆」を見せてもらう。
この武具を操る彼女は、勇士として名を馳せているらしい。
話はロナート卿の反乱についても及ぶ。
ロナード卿はアッシュの恩人であった。
困窮していた平民のアッシュを養子として引き取り、
貴族の身分に引き上げたのだった。
敬愛する養父の反乱にアッシュは戸惑いを隠せない。
そこへ不測の事態が起こる。
かねてから発生していた濃霧により、
騎士団の包囲が突破され、こちらに迫っているという。
すぐに戦闘準備をしなければならなくなった。
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic2c3-3_Moment-600x338.jpg)
ロナート卿の覚悟
濃霧だったとはいえ、
騎士団の包囲を破ったロナート卿の執念は本物だった。
少ない兵力を補うため平民まで動員し、
しかもその士気が高いことに、
大司教レアへの憎しみの強さが見て取れる。
セイロス教による女神への信仰は、
一方では犠牲を強いるのではないか。
そういうことを予感してしまう。
やがて霧が晴れロナート卿が討たれると、反乱は鎮圧された。
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic3c3-4_Moment-600x338.jpg)
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic3f3-4_Moment-600x338.jpg)
民に手をかけた罪悪感
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic4g3-4_Moment-600x338.jpg)
民にまで手をかけてしまった状況に、
声を荒げて憤るディミトリ。
ベレトを責めるのは筋違いだったが、
やり場のない感情を抑えることができないようだった。
ディミトリの本音は、暴力など使うことなく、
お互いが理解できるはずなのに、それができない。
みなが己を優先して、他者を踏みにじる。
そんな圧倒的な現実が、
彼の心に影を落としているのかもしれなかった。
--。
その後、
ロナート卿はレア暗殺の密書を秘めていたことが明らかになる。
今回の事件はロナート卿が単独で起こしたことではなく、
何か大きな組織が裏で動いるのだろうか。
暗殺計画は来月に決行されるらしい。
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic4a3-4_Moment-600x338.jpg)
![](https://shoho-game.com/wp-content/uploads/2019/08/pic4e3-4_Moment-600x338.jpg)