序章【FE風花雪月】

フォドラの地での大規模な戦争。
セイロスと呼ばれる美しい女将じょしょうと、
ネメシスと呼ばれる剛腕ごうわんの将との一騎打ち。

セイロスはその細腕ほそうでにも関わらず、
ネメシスを討ち取って必要以上に刃を突き刺していた……。

3人との出会い

……そんな夢から覚めた、夜明け前のルミール村。
父ジェラルトと共に傭兵として滞在中だった。

そこへ3人の若者が助けを求めてやってきた。
野営中に盗賊に襲われたのだという。
傭兵であれば、放っておくわけにはいかない。

賊との戦いで落命

敗色が濃厚となった賊の棟梁とうりょうコスタフは、
エーデルガルトと呼ばれる少女を狙った。
彼女をかばって落命する主人公ベレト。

しかしベレトの内面に住む謎の少女ソティスによって救われ
無事に賊を追い払うことに成功する。

3人の若者の出自

ぞくを追っていたセイロス騎士団が駆け付け、
ジェラルト・ベレト父子は大修道院へと招かれる
騎士団員のアロイスはジェラルトのかつての部下だったという。

一方、助けた3人の若者は、大修道院付属の士官学校の生徒だった。
どうやら彼女らはフォドラを3分する国家、
アドラステア帝国、ファーガス神聖王国、レスター諸侯同盟
それぞれ出身地が異なるらしい。
出自しゅつじは相当に高そうだ。

彼女らはベレトの実力に目をつけ、
自分の国に力を貸してほしいと考えたようだった。

アドラステア帝国の次期皇帝エーデルガルト
ファーガス神聖王国の次期国王ディミトリ
レスター諸侯同盟の次期盟主クロード

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